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大図 章; 加藤 政明; 丸山 庸一郎
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 39(9A), p.5118 - 5123, 2000/09
被引用回数:2 パーセンタイル:12.61(Physics, Applied)HyBrID型低温銅蒸気レーザーのレーザー管口径(40,60,80mm)のスケーリング則に関する発振特性試験を行った。最高90Wのレーザー出力が口径40,60mm、長さ120cmのレーザー管より得られた。管口径の違いによりレーザー発振特性が大きく変化することがわかった。また小口径ほど高出力レーザー光を効率よく発生させるのに優位性を持つことがわかった。さらにレーザー管温度がレーザー発振特性に重要であることがわかり、350C~400Cが最適な温度であった。大口径の80mmでは、レーザー出力がレーザー光断面の60mm以内に約80%集中することが観測された。
大図 章; 加藤 政明; 丸山 庸一郎
Applied Physics Letters, 76(21), p.2979 - 2981, 2000/05
被引用回数:9 パーセンタイル:41.35(Physics, Applied)原子法レーザー濃縮に使用される銅蒸気レーザーのHyBrID型に関するAg,Cs蒸気原子の添加物の効果について調査を行った。その結果、Cs蒸気をレーザー管中に添加すると出力は20%程度増加した。さらにAgの場合、30%の出力増加を観測した。このとき、高いレーザー発振繰り返し数のところで出力が増加した。これは、Ag原子がレーザー発振後準安定状態にある銅原子とBr負イオンが再結合を引き起こす際にエネルギーアクセプターとして役割を果たすからであると考えられる。
大図 章; 加藤 政明; 丸山 庸一郎
Optics & Laser Technology, 32(2), p.101 - 105, 2000/03
大口径(80mm)のHyBrID型銅蒸気レーザー中において銅金属樹状突起物の顕著な成長が観測された。その突起物は、堆積沈殿物と言われる特殊な形状を示していた。突起物の成長速度は、縦、横方向に最高で1時間あたり0.25mmに達した。またレーザー通算運転時間150時間で最高25mmの長さに成長した。この突起物によるレーザー光の散乱によりレーザー出力は、75%にまで減少した。この突起物の成長過程、条件等について報告する。